[本文0236]【鑿りて那覇に池塘を作る。】万暦年間、那覇東邑、屡次火焼ありて、人家尽く燼煨に属す。是に于てか、下天妃廟前に鑿りて池塘を作り、以て其の火災を防ぐ。又一説に、甚だ里街の火字に似たるを忌み、以て此の塘を掘りてこれを避くと。此の二説、敦れか是なるを知らず。਀