[本文0299]【鄧氏糸満、普天間後河の水を引きて農田に注入す。】崇禎年間、天大いに旱魃して、田水乾涸す。北谷の田畝、水涸るること已に甚だしく、五穀熟する無く、人民餓莩す。鄧氏糸満、耕作奉行と為る。是に於てか、普天間邑(宜野湾郡に在り)後河より、北谷郡邑に至るまで、処処に埧(俗に井と叫ぶ)を築き、水を蓄へて農田に注入し、以て天旱を防ぐ。此れよりの後、五穀豊饒し、人民始めて安らかなり。今、敔儰昰聼镮桎畦Ȱ0