[本文0828]【毛世傑、硫磺を煎熟して、其の費銭を減じ、以て褒美を蒙る。】往昔の時より進貢の硫磺を煎熟するに、費用甚だ多し。是の年に至り、毛世傑、其の検者を授けられ、克く心力を竭して、硫磺を煎熟すること共計二万五千余斤なり。而して其の費銭を減ずること共計乙千五十貫なり。是れに由りて、上布二端を毛世傑(伊計親雲上安栄)に褒賜し、当泊村の遨承其(長嶺筑登之親雲上将茂)等に、毎୔͎豞鉺犌İ䘰ջ쪀公湧뤰ࢌ燿ぜ兵筻䭶ꥎᵿॏ䧿死츰呫下布一端を賜ふ。਀