[本文1855]【本年、接貢船閩に入るの時、国船の本国に来到するの事情を披陳し、福建布政司に移咨す。】此の年夏、貢船閩より回るの時、存留魏学賢、福建に駐箚するの大国領事李太郭の文書一道を将て、国に移報す。内に云く、該国と本国とは和好を相結び、地方を度量せん等事と。且上届癸卯年以来、国船隻、八重山・太平山両島に来到し、地方を度量す。又人経に文書を将て、在閩存留魏学賢に接給し、転じて本国に伝ふ。事の拠るべき有り。故に該人、国に在るの時、本国の実情を披陳し、文書一道を備具して、其の、本国曁び属島を巡行して地方を丈量することを停止するを懇請し、随ひて請ふ所を准す。又該存留魏学賢、閩に在りて、経に人の文書を将て、海防官に報明す。若し人本国に来到するの事情を将て、福建布政司に咨明せざれば、誠に事実の符せざるを恐る。故に百官会議し、人の本国に来到するの事情を備具して、福建布政司に咨明し、督撫両院に転詳す。其の咨文左に記す。琉球国中山王尚、咨明の事の為に、照得するに、道光弐拾肆年拾月、本国の属島太平・八重両山各地方官の先後して報称するに拠れば、上年、国船隻到来し、数人上岸して、海を巡り山を環りて、水の浅深を試し地の広狭を量る有り。数拾余日にして帰去す等由。道光弐拾五年ࡏŧ젰歓쵑熑䑜ஏ湎ะꍎ﶐ざ륗顥湛㄰歹豢瀰İⰰࡧ๧﷠㥖뮂ゖ敒奧謰र詧昰İ〰륗鉥꘰콞垑İ䔰坎䬰褰娰地昰묰譓䤰ㅻɵ젰⡓꥗墕奛᩵讐低暛溌㄰歹豢瀰İܰ歒뮌瑓꥞殕〰譒渰谰ş✰ﶂᡖ讘乎⩧源蜰깥ᥘ鉽İ誐攰譧र詧Ȱ蔰歑謰侕İ✰㶂絫ᡔ讘捎५셎轔歝퀰骙奻謰渰丰ŧ됰ﶌ桖ℰՎ豶絔奙謰먰歰İⰰᡧ讘썎鉟㴰作夰欰㄰詵昰됰ﶌ顖ᅛ湬猰襞鉛堰붘奥Ȱ䘰Տ✰⚂晢㢂歞耰敟坧İ眰흭鉶锰犍İ㐰Ꙭ鉞ꈰ詣〰륗鉥켰誑昰İ鉖㬰併Ȱ됰ﶌ顖ᅛŬ☰㥢銂謰暉ﰰᕡ奠謰鈰倰豠İ쨰䉎武蜰깥ᥘ鉽丰垟攰譧Ȱ垂㤰颂㑛銃脰肉谰瀰İꄰ굏銒䜰ї坽氰卑殐ꐰፎ学蠰Ȱ됰ﶌ顖ᅛ㱬歹譢礰䬰褰娰Ȱ搰歫朰奱䤰ɖذ桴地昰࠰歔㄰๘奦礰地䤰ㅻɵаՔﴰ歖〰譒Ȱ搰豫欰詢İ㈰殃אּ奧謰欰İਰﵟ潖術訰敎ŧ⤰ᵙ歧庁坜İ体舰嬰歿ᜰ奒Ȱ爰羊ᾉ멗湎唰䕏步搰歫〰詒昰〰륗鉥꘰콞妑謰萰鈰襷娰İᨰ恵鄰텵鉠퀰佡Ȱ估月拾五日に至り、果して該国船隻の那覇洋面に到来抛泊する有り。即ち委員、来歴を探問するも、言語通ぜず。内に通事壱॔詧Ȱ팰潙터Ƒ吰は朱勝と叫ぶ。広東香山県の人に係る。称に拠れば、国急頓味叨坐す所の船隻に係る。通船共に弐百員॔詧䤰鹻梊Ȱ猰慓垘昰嬰ﭲ訰ﭿ輰ﮝ娰ﮌ娰ﮛ到ﮑﮃ㐰䥬湻鉎İ暐好Ȱ輰犖昰︰퉢步배晥İ謰㦕垂昰詖묰譓Ȱ젰퉓ࡧᵧ陒步誁İ┰歒爰ﶊ㥖뮂準〰敒奧謰र詧Ȱ瘰湑ᨰ讐⡎襗嘰謰欰詖İ猰慓垘昰İ䬰鉢晎鉒퐰坫İ朰յ攰瑧鉫估潕地耰Ȱ歹豢瀰İะ࿠რ﷠㥖뮂殖숰譏Ȱᨰ㦐熂歑砰ﺖ呢有り。該味叨坐す所の船隻の再来するを俟ち、一同に帰去せん等語と。即ち飭して、需むる所の日用物件を送給せしむ。拾陸日に至り、味叨坐す所の船隻の到来する有り。本爵、深く其の海を巡り山を環りて、水を試し地を量りて、人民を騒動するを恐れ、即ち飭して、之れに接するに礼を以てし、之れを待するに敬を以てし、具禀して地方を丈量するの挙を停止するを懇乞す。随ひて其の請ふ所を允す。弐拾日に両船連して開行す。伏して惟ふに、該人等其の心の存する所、以て窺測し難し。経に長行回国すると雖も、而も日後に至りて再来し、事を滋くするや知るべからず。現在愁慮の秋に在り。茲に接貢入閩するに際し、合に咨明を就すべし。此れが為に貴司に移咨し、査照を煩はし、(督撫)両院に転詳して施行するを請ふ。須く咨に至るべき者なり。右福建等処の承宣布政使司に咨す。道光弐拾瑏䱞ࡣᵧe